何かを始める時も大切な転機ですが、
自分がやっていることに忍耐がどんどん増えて来て、
目的が忍耐、我慢することになって来たら
実は大事な大事な「立ち止まる時」が来ていると私は考えます。
会社に行くのが苦痛だけど、収入のことや次の仕事のことなど考え
「我慢しなきゃな・・・」と考えたりする。こういう時です。
立ち止まって何をするのか?というと
「どうしてそれをすることにしたのか、なぜ続けているのか」を振り返る。
好きで始めた筈なのに、何か大事な目的があった筈なのに、
気がつけばやっていることが苦痛になって来て、我慢ばかりして
「いつこれが楽になるんだろう」と感じるようになっていたら、
何かが違っている兆し。
人によって様々ですが、そもそもどうしてそれを始めたのか、
始めるときに納得のいかない妥協をしなかったかとか、
目的が心から望んだことだったのかどうか、
自分には自分で固定化している概念が何かないだろうかなど、
キーポイントが必ずあるものです。
対仕事の場合が多いものですが、
生き方に反する方向に進んで行く時に出てくる我慢や忍耐を続けていると、
メンタルが蝕まれて行き、最後には身体に変調をきたします。
自分の心の中を深く分け入って行くことは、簡単そうで結構コツが必要です。
我慢を続けて、向き合うチャンスを逃してしまうと、
また同じように(更にパワーアップして)自分の目の前に宿題として戻って来ます。
我慢や忍耐が、目的になったときこそ、自分と向き合うサイン。
中島未来
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