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執筆者の写真中島未来

自分を苦しめていたもの

夜中の3時に腹痛と鼻詰まりで目覚める。腹痛は女性特有のもので、 鼻詰まりは就寝前まで残た、お酒の影響。


寝苦しくて喉も渇いたので一度キッチンへ立った時、お腹の痛みよりも 左側の腰あたりの痛みの方が強いことに気づく。


腰に感じた痛みがきっかけで膵臓癌が見つかり、1年弱の奮闘の末に旅立った大親友を思い出す。彼女が残してくれた大事な気づきのギフト。彼女が逝ってから半年弱、私はその重要性を忘れかけていた。


そこから脳が忙しく動き始め、自分の日々の動向、葛藤などをじっくりと見直す時間になる。あっちへ思考が行ったり、無理にこっちへ戻したり、何度も何度も。



そしてある瞬間に自分の問題点がはっきりと分かった。

根強く鎮座して、ほぼ私の人格のようにすら感じていた部分が「大間違いだった」ことに、どうしょうもない恥ずかしさを感じた。長い期間、そんな自分で「在った」ことが、 今まで経験したこともない羞恥心を作り出し、それを刺激する。



そんなことを感じて居心地悪く1時間ほどベッドの中でもがいていたように思う。

自分が大間違いをしていた都合の悪い部分がスポットを浴び、逆にそこを変える貴重なチャンスを与えられていることに、「もし今、このチャンスに気がついてなかったら」というハラハラ感を伴って、どう表現して良いか分からない「感謝」に震えていた。


そしてこの新しい経験が、初めて自分の子宮を全く違う意識で捉えるきっかけになった。


どんな瞬間にも、私の個人的な批判なんて全く必要ない。

あるのは、自分が学ぶこと、誰もがそれぞれの学びを最大に学び合えること。

相手の学びを祝福し互いに学ぶ環境を生かすこと。



自分が自分として生きることにとても大切なのは

子宮から流れ出る愛を感じ、その愛で満たしていくこと。私は私自身の子宮も自分自身も、実は軽んじていた。それが、子宮筋腫やポリープや酷い生理痛として現れていたことに気がついた。



自分が本当にしたい「生き方」と、全く反した生き方をしていたことが、自分と自分の内側が解離していた理由だった。そのことに、自分の内側の一番コアな部分が酷くストレスを感じて、危機感を感じて、ずっとサインを送り続けていたんだなあと今は分かる。



もし、この気づくチャンスがなかったら、私は間違った方向にひたすら突き進んでいた。気がつかず、傲慢で鼻持ちならなさ満載で猛進していたと思う。そして、崖から落ちていることにも気がつかず、自分が痛んでいる事も気がつかずにしばらくいだろうと思う。


裸の王様って、まさにこういう自分のことじゃないかと、再度

猛烈な恥ずかしさに襲われる。



忘れないように、大切なことをメモして、身体の疲れと痛みを癒すためにまた眠りの中に落ちていく。


目覚めた時、常にストレスと緊張感から歯を食いしばることでガチガチに固まっていた顎が今までなかったくらいに緩んでいることに気がついた。


思いがこれほどダイレクトに身体に作用することに驚いた。 瞬間瞬間の生き方が、もう変わりつつあるのだ。

大事なことを忘れずに、日々を過ごしていこうと思います。





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