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執筆者の写真中島未来

<競争を選んでいるのは>


自粛要請で学校が休業だった時、インタビューを受けていたお母さんが「学校がお休みになることにより、子供の勉強が遅れ、後々社会での競争に負けてしまったらどうしようと心配している」と答えていた。



相変わらず、

「どうして彼女は社会は競争だと思っているんだろう」と心の中に疑問が浮かぶ。



誰かの言動は、暗に出来上がっている概念を浮き彫りにして、自分に問いかける動機になる。



「社会は競争なのだろうか?人生は競争なのだろうか?

でも、それは本当なのだろうか?」



以前、セッションを受けて下さったクライアントさんの中にも「自分で仕事をしたいと思ってます。自宅で開業をしようと思うのだけど、近くに同じ仕事している人もいて、自分のところにお客さんが来るのか・・・ライバルがいないところに開業した方がいいのでしょうか」と心配していた方がいた。



近くで同じ(ような)職種を開いているから、その人は競争相手になるのだろうか?他にもどれだけ同じような業種を手掛けている人がいるのか分からないけれど、その人たちもみんな競争相手になるのだろうか?



月にどれだけのお客様にサービスを提供しているのかも分からないのに、単に「社会は競争」をいう前提で物事を捉えることで、苦しくないのだろうか?と思う。



ただ、人生をどう捉えるのかは自分が選択出来る。

人生を人や企業の「競争」と捉えて、その流れに乗るのか、仕事はお互いの望むものを送り合い、取り合いをする必要のない世界だと捉えるのか。



捉えたように、捉えた本人の望むように人生は構築される。




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