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執筆者の写真中島未来

<「学んだらものにする、活かす」を手放す>

更新日:2020年9月1日



最近、ひょんなことで気がついたことがあります。


それは、

何かを学ぼうと思った即次の瞬間に、学んだ「それ」を活かさなければと思う自分がいるのです。


そして、その活かさねばという思いが、学ぼうという思いをだだ下がりさせるし、時には学ぼうという気力すら消し去ってしまう。



この瞬間的な反応の思考は、自分の中に根付く「学び」に対しての出来上がった枠組みが原因で、更に「社会の常識」や「教育の目的」など、色々な事柄に関する違う思い込みの枠組みが繋がって現れてくるものでもあります。



というわけで、この「思考の枠組み」にメスを入れてみました。



子供時代を遡ってみても、学んだことをしっかりものにするとか、活かすという考え方は、かなり早い段階で出現してきたことだと気がつきました。



学ぶという事柄に「一度始めたものは最後までやり通す」とか、「途中で諦めない」などの派生した考え方もくっついています。



「学ぶ」という純粋で楽しい行為に色々な重りがぶら下がっていることで、学ぶこと自体が嫌になってしまう。幼少の頃にも多かった傾向ですが、ここ最近また自分に現れてきた傾向でもありました。



そこで、私はこの重りを手放すことにしました。

ものにすることも活かすことも考えず、学びたいと感じたことをただ、楽しむという風に。



「純粋な楽しみ」に、概念や思い込みという重りがぶら下がることで、意欲を削がれてしまうことは他にもいろいろあります。



スポーツや、料理、読書など。

楽しむことを主体に選びたい、そんなことを最近は真っ先に感じます。



何かを身につけることや、付加価値をつけることよりも、何かを手放すことにエネルギーを使おうと思います。



私自身は現在がそういう「手放す」機会だと感じていて、世界が新しく構築されていくプロセスにおいて、色々なことを世界規模で手放すところに立っていると思っています。





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