何か行動を起こす時、怒りから発動したものは、
実は、案外とやり易かったりするものですね。
怒りのエネルギーって、汽車にくべる石炭のように、
とんでもない高いエネルギーだったりします。
このエネルギーの困ったところは「自分自身に火傷を負わせる」ことと、
周りにも同じように怒りとして飛び火しやすいところ。
私も長らく、この怒りのエネルギーで行動をして来たように思います。
でも、ひとたび怒りをエネルギーが無くなったり、
怒りを感じなくなったとき、驚きなのが、何をどうしたらいいか
分からなくなったことがありました。
怒りがあるとき、必ず怒りの矛先である「対象者」が「対象の出来事」があります。
そこを非難したり、攻めればいい(責めるともいう)訳です。
でも、自分が発信したいことが、怒りを伴わなくなったとき、
その好転反応で「人には、取り立てて何かを進言したりしなくても、
何も心配は必要ない。大丈夫」という心境になってしまった。
これは案外と困りました。何を、誰に向けて発信すればいい???
ちょっとの間、この課題に葛藤しました。
しばらくて落ち着いて、どう発信していけばいいのかが、少しずつ見えてきて、
今、また歩き出した感じです。
道の途中で、ちょっと座って休んでました。
結論は、
自分らしく、素直に、率直に、感じたこと、伝えたいことを
発信すればいいということです。
人は、どんどん目覚めていて、周りの人も影響されて
目覚めの渦に巻き込まれていきます。
そして、そのうち怒りを手放す自分と出会う時がきます。
楽しみにしていてください。
中島 未来