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執筆者の写真中島未来

怒りが失われていく時


何か行動を起こす時、怒りから発動したものは、

実は、案外とやり易かったりするものですね。

怒りのエネルギーって、汽車にくべる石炭のように、

とんでもない高いエネルギーだったりします。

このエネルギーの困ったところは「自分自身に火傷を負わせる」ことと、

周りにも同じように怒りとして飛び火しやすいところ。

私も長らく、この怒りのエネルギーで行動をして来たように思います。

でも、ひとたび怒りをエネルギーが無くなったり、

怒りを感じなくなったとき、驚きなのが、何をどうしたらいいか

分からなくなったことがありました。

怒りがあるとき、必ず怒りの矛先である「対象者」が「対象の出来事」があります。

そこを非難したり、攻めればいい(責めるともいう)訳です。

でも、自分が発信したいことが、怒りを伴わなくなったとき、

その好転反応で「人には、取り立てて何かを進言したりしなくても、

何も心配は必要ない。大丈夫」という心境になってしまった。

これは案外と困りました。何を、誰に向けて発信すればいい???

ちょっとの間、この課題に葛藤しました。

しばらくて落ち着いて、どう発信していけばいいのかが、少しずつ見えてきて、

今、また歩き出した感じです。

道の途中で、ちょっと座って休んでました。

結論は、

自分らしく、素直に、率直に、感じたこと、伝えたいことを

発信すればいいということです。

人は、どんどん目覚めていて、周りの人も影響されて

目覚めの渦に巻き込まれていきます。

そして、そのうち怒りを手放す自分と出会う時がきます。

楽しみにしていてください。

中島 未来


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