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執筆者の写真中島未来

<何もそんな言い方しなくてもという話し方をする人の真実>


大変ありがたいことに、クライアントさんとセッションをしていると「3人寄れば文殊の知恵」ではないですが、2人であっても色々な新しい気づきが沢山発見されることがあります。


先日もセッション中に「直接的な物言いをする人」

の話が出ました。


言葉がストレートな人、ハッキリ言いすぎだろ!と感じる人、「何もそんな言い方しなくても・・・」という言葉選びをする人、様々な人が存在します。


私もかつて、そしてごく稀に「どうしてそういう言い方になるんだろう?」と不思議になる人と出会うことがありました。性別年齢問わずです。



自分というフィルターを通して探索してみた時、いくつかのヒント、答えが出てきました。



ケース1、自分は正しいことを言っている、だから正しいことはどんな言い方であっても構わないと思っている。


正しいということは何もお咎めなしで、正しさを証明することは価値あることであり、どんな表現をすることも躊躇しないという思考が語る人の確固たる想いのようです。



ケース2、自分と相手には関係性の上下があり、立場が上である場合、表現にとらわれない。これは、お客さんとお店の従業員、先輩と後輩、上司と部下、そんな関係性が影響を及ぼしています。



ケース3、自分にとって親しいと考えうる相手でない限り、思いやりや愛情を表す必要がないと考えている。

自分と関係性が遠いと思う人に対しては、気遣いという観点が抜け落ちる。



このあらゆるケースは、満遍なく現れます。1人がいくつものケースを併用して持っている場合もあります。



そして、総体的にこの状態の方たちに多いのは、実はご本人がとても傷つきやすいということです。



相手の言葉をとても警戒しているので、相手に言葉を発する機会を与えません。先手必勝であり、関係性を防御壁として言葉や表現の範囲を封じ込めてしまいます。



攻撃が怖いからこそ、傷つくのを恐るからこそ、相手の口から言葉が発せられるのを防いでしまうのです。



第一段階としては、きつい物言いをする人に出会った時「ああ、この人は過去、または現在に至っても人間関係で悲しいことがあったのかも知れない」と予測して欲しいのです。大事なことは「どうやら悪意があるわけではなさそうだ」と知ることですね。



第二段階は、次回に。





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