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執筆者の写真中島未来

ジャックと私に起こった奇跡

自分(の意識)が変わると世界が変わるって、こういうこと?


先週の週末から、持病に併発した肺水腫で呼吸が苦しくなり、

酸素を供給するボックス内で安静にしていることしかできなくなったいた、

愛犬のジャック。


2日前までは、自宅に注射まで受け取って来て、状態が悪い時は利尿剤を打つことまでしなければならなかった。


その翌日の早朝5時、ジャックが起き出したらしい物音に目が覚めて、酸素ボックスまで見にいく。


お水やシートを替えてあげ、ボックスの前に決意と共に腰を下ろし、時間をかけてジャックのヒーリングと、自分の心とジャックとの対話をすることにした。


片手をジャックの背中に当て、地球と宇宙のエネルギーを自分自身を介して、ジャックに循環するように想像して、やってみる。


そして、ジャックが自ら学ぶことと、私がジャックと日々を共にすることで学ぶことに関して思考を巡らす。


ジャックが学びたかったこと、体験したかったこと、得たかったことは全て得られているだろうか。私はジャックとの人生で、何を学べているだろう?



ヒーリングをしながら自分の中に深く分け入り、あちらこちらへと探索をする。



そして、私がジャックが病を患うことで学ぶことがなんだったのかに気がつく。





「そう、そうだったのね。ちゃんと学べてるよ。」



私は昨年、友達のご主人と大親友の女友達を亡くし、

「大切な人を失う」という恐れを、

自分の表層に常に意識として纏っているような感覚がある。



大事な相手を失ったらどうしよう、失うのが怖い、その時私はどうなる?

その時が来るとしたらいつ?私は何ができる?・・・・

そんなことをつらつらと考えてしまったりするんです。



でも、そんなことを考えていて、どうなるんでしょう?

私はその時に、自分がこんな想いを抱えていることに気がつきました。



相手の想いを尊重したい。相手の人生の意図を大事にしたい。

相手のタイミングを尊重したい。



イコール、自分の想いは抑えておくということでした。



でも、自分の想いを正直に出してあげなくては。 相手のことも尊重する。そして、同時に自分の素直な気持ちも表現する。

まず、そうしてみようと決めたのがひとつ。


そしてもうひとつ、別れが来る、来ない関係なく、私はジャックとどうしたいだろう?と考えたのです。



私の内側からは「私は幸せだった。」ただ、ただ、そう感じて欲しいと答えが聞こえました。



自分を含め、家族、友人、ジャックを取り巻く世界のことを考えました。

ジャックは、沢山の人たちに今も溢れるくらい愛されています。



そうか、ジャックは愛で包まれていて、そして、ジャックを含めて、全てが同じ世界なんだと感じられたんです。



私は声を出してジャックに言いました。

「ジャック、まだ一緒にいたいよ。まだ、ジャックと過ごしたいよ。」



私がずっと我慢していた想い、我慢していた言葉はこれだったんです。

自分は一緒にいたいと思ってる。でも、それは私のわがままであって、

相手の意図や想いを尊重しなきゃいけない。

だから、自分の一方的な要望なんて言ってはダメだ!



そう思っていました。

それは、昨年にお別れした大親友にも同じように持っていた想いです。



自分の願いもある。でも、相手の意志を尊重する。

そうしよう、と思えました。



それで決めました。私は、日々の時間を大切に過ごす。それを一番大事にする。

やってあげたいこと、一緒にやりたいことを全部やる。そうしよう、と。




そして、ふっとその時に「解った」のです。





「ジャック、もう大丈夫だね」と。



目を閉じてジャックの背中に手を置いていると、ジャックを包み込む何かの色が変わって来ました。ゴールドの色がわーっと湧き上がって来ます。エネルギーが変わったんだと思いました。



その時、ジャックがまるで詰まっていた毒を吐き出すような咳をしました。

私は、ジャックはもう体調も変わったな。そう思いました。



それからジャックが劇的に元気を取り戻し、ご飯も1日に何度も食べて、2日前まで骨が感じられるくらいだった身体がふっくらして来て、荒かった息遣いも穏やかになりました。




今までにジャックが毎日していたこと、

元気に部屋を歩き回る、屋上で嬉しそうに遊ぶ、

食事をしている時にソファから乗り出しておねだりする、夫のベッドで安心して眠る、

具合が悪かった時には出来なかったことが、またいつも通りに出来るようになりました。



現実は、いつでも変わります。それを奇跡と呼ぶ人もいます。




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