今日は、気圧の変化の影響か、
頭痛と倦怠感がぶり返し、
ベッドでヘタっていたところ、
小さな頃に、ネコを見つけたことを
思い出しました。
時は昭和。私は小学校の低学年か、
中学年くらいだったと思います。
場所は、真夏の祖父母家の近くでした。
大通りから一本入った細い道沿いにあった祖父祖母の家。
商店街に向かおうと歩いていると、
ある場所でネコの小さな声が聞こえたような気が。
「あれっ?ネコ?」と周りを見渡すけれど、
姿は見えない。気のせいかな?と通り過ぎる。
帰り道、同じところを通りかかると、
またネコの小さな鳴き声が聞こえる。
気のせいでも、聞き間違えでも無い。
確かに聞こえる、微かなネコの鳴き声。
「おかしいな〜?」と、周りを捜索試始める。
しばらくして、一軒の家の室外機の上に、15センチ
四方の白い箱があることに気がついた。
「なんだろう〜?」と、何の気なしに開けてみると、
白と黒の模様の小さなネコが、
ビニール袋に入れられて入っていた!
衝撃的な光景に、心臓が止まりそうになるほどびっくりした。
ネコは、なんとか外に出ようと
自分を閉じ込めているビニールの中でもがいている。
箱の中は、小さなアリも蠢いている。
急いでビニールを破り、ネコを救出した。
色々な思いが脳を飛び交う中で、私は確かに、
こんなことをした「誰か」を信じられないと思った。
軽蔑した。
勝手に大人だと思い込んだから、大人を大っ嫌いに感じた。
ネコがどれくらいの時間そんな状況に置かれていたかは判らないけれど、
見つけられて良かった。助かって良かった。
その後のことは断片的にしか覚えていない。
多分、祖父母の家に飛んで帰って、ミルクか何かをもらったはずだ。
祖父母の家では飼えないと思ったから、
「東京に帰る前に、絶対に買ってくれる人を探す!」と
心に誓ったことは覚えている。
そして、近所のおうちに同じように帰省していた帰省友達(キセとも?)と、
近所を訪ねて周り、仔猫を飼ってくれる家を見つけられたことも覚えている。
田舎での思い出は沢山あるけれど、
子猫を見つけた出来事は、衝撃的過ぎて
絶対に忘れることが出来ない。
あのネコは元気に、幸せに大きくなっただろうか。
そうだったら、本当に嬉しい。
夏の思い出いっぱいの祖父母の家は、
取り壊され、人手に渡り、今はもう無い。
薄明るい夜、天井を見上げていると
鮮明に田舎での夏の日が蘇る。
祖父母の家を忘れないように、
思い出ひとつ1つを繋いでいくように、
こうして書き留めていこうと思います。
あなたの夏の思い出は、どんな形で
あなたの中に蘇りますか?
これから配信予定の内容は
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失敗の過去は変えられないけど
塗り替えることは出来る
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です。
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