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執筆者の写真中島未来

<特別な人って、どんな人?>


大切には思う、

過剰な扱いはしない

大人になって気づいた、自分の中にある根強い価値観。

誰に対しても、こうでありたいと思っていました。

誰かだけを特別扱いはしない。

条件で差別化をしない。

その想いが逆に邪魔になってしまうんだなあと感じたのは

他でもない会社勤めをしている時でした。

私はサービス業畑でかなり長く仕事をしましたが、

サービス業にありがちなのは「お得意様優遇」みたいなもの。

特にホテルのような場所で仕事をしていた時、

より多くのお金を費やしてくれる人を特別扱いするというやり方に共感出来ず、以後、

そういう感覚を重視する経営者の元や職場では仕事はしないと決めています。

でも、どっちが正しいではないと思ってます。

どちらに自分が同感なのか、

自分がどうすることが心地良いのかだと思うので。

お金を使うだけの手厚いサービスを受けたいと感じる人は、

そうすることが当然だと思っているところに行きます。

ただそれだけのことだと。

様々な事柄が、これに集約されるんじゃないかと感じます。

色々な考え方や、色々な世界が存在する。

より多くの人が同感、同意する事柄に自然に人が集まり、

そうでない方は結果的に消滅する。

大事なことは、自分がどう感じていて、何を望むのかなんだと思います。

それが分からないと、チョイスも出来ないし、

進む方向も決まらない。

同じ穴には、同じ感覚のムジナが集まるのです。

ムジナに良いも悪いもない。

どこが心地よくて、どこがそうでないのか、

ただそれだけなんだと思います。

そして、どちらでも自分自身で選ぶことが出来るのですね。


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