世のコーチやコンサルタントは、嫌われることがよくあるなあと思います。
うちの夫も人生を変容させるライフコンサルをしている私のことは良ければ苦手くらいか、もしくは嫌いかも知れません(笑)
コンサルやコーチが苦手(もしくは嫌い←しつこい)とされるのは、心の深い部分に入っていくこと、更にはそこをグイグイと探り回ることを促すからだろうと思います。
私自身、以前は自分の本音、心の深い部分に触れるのは嫌でした。
なぜならば、自分にとって都合の悪いことや、見たくない、知りたくない部分に
必ず向き合うことになるからです。
自分の好きな部分だけ知っていればいいし、都合の悪い部分は隠しておけばいいやと
思ってました。
自分の人生を変化させたいと思った時にその方法ではダメだと分かり、ついには自分の内側にズイズイと踏み込み、探し回ることが趣味の域から、仕事になりました。
大切なものは、全て自分の内側にもともと揃っていてるのです。
内側にあるものを使って人生を創っていくんですが、この考え方自体が何故だか封印されているように、そんな考え方は思いもよらない、知らない状態の人が沢山存在している気がします。
自分を価値付けするものは外からだと思い込んでいる現代人。
人をコントロールしたい側には好都合なのです。
私も随分長いこと、外側の世界から自分の人生が創られると思ってました。
コンサルやコーチングは、相手をコントロールする方法ではありません。
コンサルやコーチは、相手の中に眠る大切な根源を見つけるサポートが仕事。
自分の内側に突き進むのを苦手にしている人は沢山います。
何が出て来るが分からない、真っ暗なお化け屋敷に踏み込むようなものですから。
心に痛みや不快感をかじることは、ほとんどの人は直ぐ止めたくなりますよね。
当然であり、自然なことです。ゆえに、自分の心の奥底探求は、
一人で行っていると続かなかったり、どうしてよいのか分からなくなりがちです。
実はその下に大変な宝物が眠っているのを知っているので、コンサルやコーチは内側探究に信頼を置いています。
例えばテニスプレーヤーの大阪なおみさん。
彼女の持っている素晴らしい可能性を引き出す力になれるように、
コーチやコンサルのサポートって案外役に立つのです。
とはいえ、まだまだ敬遠されたり嫌われたりする傾向のあるこの仕事。
それでも、変化の素晴らしさをもっともっと手にしてもらえるように
息長く続けていこうと思っております。