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執筆者の写真中島未来

<不幸な人ってどんな人?>


幸せの方にフォーカスする人は多いけれど、

不幸な人ってどんな人だろうかと考えた。

不幸なのはお金がないことじゃない。

不幸なのは病に臥せっていることじゃない。

ひとりぼっちの人でもない。

家がないことでもない。

不幸せって、人の愛や思いやり、温かさに気づけずに、

人を信じられず、疑心暗鬼になって、余計に温もりのある

関係性を持てない人だと、私は確信してます。

一般的な会社に勤めている、一般的な考え方の枠にはまっている人に

多いけれど、仕事は業績を上げ、給与を得るためのもので、

仕事と言う外枠だけで繋がっていると考えている。

自分のポジションや業績を上げるためには、周りと競って、勝ち上がらなければ

ならないと思っていて、

仕事場の人間関係とは常に対立関係やライバル関係で、

仕事以外では無関心。

ドライに割り切ることが「仕事のプロ」だと思っている。

自分の価値は何かを人よりも飛び抜けて出来ることで、

常に誰かと自分を比較して心の休まることがない。

仕事でドライな人間関係を作り上げていると、プライベートの人間関係も

ドライで冷えている場合が多くて、

仕事やお金を理由に人間関係を大切にしない人を、

相手も大切には感じないもの。

自分の利益ばかりを考えて動いていると、同僚にも信頼されないし、

取引先もお客さんも、実はそんな向き合い方を感じ取っている。

ドライに仕事をしてきた人が、仕事から離れたときに

仕事を抜きに付き合う人が誰もいなかったと言うのは

悲しいけれど耳にする話です。

この人間関係や仕事に関する考え方が、自分を不幸せな日々に

向かわせている、自分が選んで創り出している世界だと

気づけたら、他の選択肢があるのになあと常々思っています。

人が人に影響を受けるのは、心から繋がった時。

人は競争相手、人には負けてはいけない、

信頼できるのは身近な相手だけ、

それって本当に望ましい人間関係なんだろうか。

人を人とも思えず、自分の利益のために居ると思っているとしたら、

それ自体が不幸だなあと思います。

理想の人間関係を創りたい。

創り出すことは可能です。

自分自身をどう思っているのか、

自分以外の人をどう思っているのか。

そこを整理することが大切ですね。


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