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執筆者の写真中島未来

<死と向き合う経験をしました>


新しい体験をして来ました。

その体験は「死の体験旅行」というワークショップです。

横浜になごみ庵というお寺を開いていらっしゃる浦上ご住職のファシリテーションのもと、人それぞれが「死」というテーマに向き合う体感ワークショップ。

何かを「体感」するとき、期待や先入観、予測をしないで受けるようにしています。それは、新しい体験にはいつも想像もしていなかった気づきが待っているから。

気負わずに、流れのままの体感の後、やっぱり予想していなかった、自分の内側にあった想いに気づかされました。

私が得た気づきは、深い部分での私自身は、もっと人生を「楽しみたい」と感じていることです。楽しんでいるようで、自分の使命感からきている「やらねば」ということを手がけていた。

その中にも楽しさはあるんだけれど、私の魂はどうやら「もっと純粋に楽しむこと」を欲していたようです。

そして、もうひとつの驚きは、私は「過去の楽しい思い出の中」に生きていたんだ!ということに気づいたのですが、大切なはずの大事な大事な思い出も、今を楽しむことに気持ちを向けていくと、抵抗なく手放すことが出来るということを体感したこと。

まるで、川が下流に流れるように自然に、なんの抵抗も起きずに大事だと抱えていたものが自分の手を離れていく。これは、ちょっとスッと気分が通る感じがしました。

今朝になって、昨晩の体験から繋がった気づきが「人生に抵抗せずに、流れに任せて楽しく日々を送ることを、私は心の底から望んでいる」というもの。

楽しく生きているつもりだったんですけどね。やってるつもりがやってない。それに気がつけたことには本当に私にとってはギフト。

そして、「抵抗せずに楽しく生きる」ことこそが本来の生き方なんだなあ・・・という真理に、体感を持って導かれたことがまた素晴らしいギフトでした。

自分が向き合う「出来事」はそれぞれが決めていて、タイミングも違えば、同じ経験をするということも決まっていません。

でも、大切な人との別れ、自分の命が終わりは、全ての人が経験すること。

そして、人が最大に恐れていることのひとつでもあると思います。

色々な方法があると思うけれど「死の体験旅行」、感慨深いものがありました。

参加者の方との出会いもあって、本当に豊かな時間でした。

体験を体感し、経験に落とし込む。まだまだこのテーマにはじっくり向き合いつつ、今回得た大切な魂からの欲求にはどんどん答えていこうと思います。

新しい体験、大切な体験、ちょっと躊躇している体験、今年は色々な体験をすることを

なんとなくオススメします。それが、新しい生き方への扉を開けるので。


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