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執筆者の写真中島未来

幸せはどう選ぶ?


テレビを見ながら思うんです。「なんで国同士、牽制したり、威嚇したり、嘘ついたりしてるのかなあ。くだらないなあ。貴重な時間を無駄遣いしてるなあ。」って。

どっちが正しいのか。どっちかが正しいのならば、どちらかは間違っている。

世の中は、多くの出来事がこの応酬。

2つのうちのどちらかを選ぶって、実はそんなに難しいことじゃなく、どちらかというと、とても楽なこと。どちらかは正しいか、自分の主張や思想と似ているのだから、そっちを選べばいい。もう片方は間違っている。

でも、これは以前の選択肢だなあと思います。

本来、私たちは何でも選べる自由な権利を常に持っていて、二つのうちのどちらかではなく、全部の中から何でも選べる。

選択肢を2つに決めているのは世の中の思考かも知れない。流れとか。メディアの操作かも知れないし、政治的な陰謀かも知れない。どんなことでもあり得る。「自分で決めたこと以外は。」

「このうち2つのうち、どちらを選ぶ?」と聞くと、人間はどちらかを選ぶのは難しくない。でも、「世界の何でも選べますけど、何を選びますか?」と聞かれると、選べなくなる人が殆どじゃないだろうか。誰も定義したり、価値判断したり、議論していないものは基準がなくて選べない。

大事なことは、自分がどんなものを必要としていて、何を選びたいのかを「自分で考えて、自分の中から出して、自分で決める」ということだと気づくと、二極化の選択肢に戻れなくなって、それはそれでちょっと初めは大変かも知れない。

こっちが正しいんだ!あっちが間違っている!というのは、本当に簡単なのだ。

選択肢が2つであろうと、数千であろうと変わらないことは、何を選んでも人生に喜びもチャレンジも必ずやってくるということ。選ぶ事柄には、リスクもメリットもどちらも含んでいるということ。

誰かには喜びになるかも知れないけれど、自分には同じように喜びになるとは限らない。いや、「なる」のではなく「する」。何かが自分を幸せにはしてくれない。自分を幸せに「する」のは自分だから。

自分を自分で幸せにする、そのために自分に喜びを感じさせる「何か」を自分の中に見つける。世間の価値観だけで、少ないものから自分の幸せを選ぶ必要はない。選択肢は無限にあるのだから。


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