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執筆者の写真中島未来

<自分軸を発見する虎の巻:お金と自分の関係をしっかり整理する>


自分の中にある疑問や課題に答えを求める行動を止めなければ必ず答えが得られる、人生はそうなっています。

あなたはもう、自分とお金に関する答えを見つけましたか?

私たち、特に消費経済社会で生きている私たちは、じっとりとどっしりと、心の底に「お金」に対しての欲と恐怖を根強く抱えています。

経済社会が創り出されてから今、本当にこの現在に到るまで「お金」が幸せと喜びを左右するという観念が刷り込まれていて、毎日その刷り込み活動は続けられています(別名、企業のマーケティングと言います)。

お金に関する考察や概念は、いつも様々な切り口で語られています。

消費社会をひた走って生きてきたことで、現代社会が抱えるプラスチックの海洋汚染問題や、地球の温暖化をどうしよう!どうにかしなきゃ!怖い!私たちどうなる???と思っていても、そのちょうど反対側の心では、全てを解決出来そうに思うお金と、物質を手にしたことで起こる「満足感」と、お金を手にすることで解消されるだろうと予想する「不安」をどうにか消したくて、執拗にお金を追いかける訳です。

お金って、特別で絶大な力を持つものと感じている人が多いと思うし、私もこの概念はしつこいくらいに自分の内側にこびりついていました。

でも、そうではないことをインプットされた思考に腹落ちする体感がやって来て、お金との関係が整理されました。

お金が特別で、お金を沢山持つ人も同様に特別だと思い込んでいるから、どうやったら稼げるようになるのかというアナウンスをする人を追いかけている人たちがウェブサイト上にも現実の世界でもひしめいています。

残念ながら、お金は特別でもないし、特別な力を宿している訳でもない。稼ぐ人は別に特別でも何でもない。

お金を沢山稼いでる人だから人格的に素晴らしいとか、誠実だとか、慈悲深いとかは全く関係ありません。

詐欺事件など起こす人を見れば、それがよく分かりますよね。

お金を手にするのは、他の物質を手にするのと何ら方法も考え方も変わりません。

莫大なお金を手にする仕組みが作れて、それが稼働すれば方法の善し悪しは関係なく、お金は手に入ります。

お金は愛ともリンクはしてなくて、

お金は沢山の人が描写するように、単にエネルギーが物質になったもののひとつに過ぎません。炊飯器とか、縄跳びとか、自転車などと同じです。

購買というシステムがやり易いように、単に発明されただけのものです。人の生活の便利のためだったんですね。

お金におかしな付加価値がくっついている人ほど、お金との関係が複雑になっています。

今以上にお金が手に入れば、ほとんどの悩みが解消すると思ってしまうけれど、ある人が1枚の洋服を買う1万円がない事に悩むのと、企業の経営者が新しい事業を立ち上げる時に5億円では足りないと悩むのは同じことです。持っている額が違うだけで、自分を満たすものは何かを見つけられない限りは、お金の不足や失う恐怖はずっとつきまとうのです。

そして良いことをしているから、愛があるからお金を稼げるという図式も存在しない。執着すればするほど、欲しいものは手に入らないし、出しているエネルギーに比例した分だけが戻ってくるという法則は、全ての人に作用しているのです。

自分のあり方を知ること、生き方を見出すことに「お金との関係性を整理する」ことは必須かも知れません。

沢山の本や情報と、自分の内側をすり合わせてみて下さい。

お金との関係が整理されると、人生はとっても生きやすく、すっきりとします。


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