夫、子供、母親、父親、姉妹、兄弟、近所のおばさん、上司、
部下、友達・・・・・
あなたは誰かにイライラすることがありますか?
自分は相手を想って、良い方向に行って欲しくて、痛い思いをして欲しくなくて、幸せになって欲しくて、愛を込めてしたアドバイス。
でも、なぜか相手は自分がしたアドバイスとは違う行動を選択する。
酷い時には、アドバイスしたことで文句を言われたり、恨まれたり。
そんな時に、あなたはイライラしたり、怒りを感じたり、悲しくなったりしませんか?
身近な存在で、大事な人だからこそ、相手の悩みや問題を一生懸命考えて、自分の想いを伝える。
おせっかいは承知で忠告する。
では、イライラしない秘訣って何だと思いますか?
それは、
アドバイスの後は、どんな行動をしようとも相手に委ねることです。
相手も、自分の人生を生きています。自分の成長のために様々な挑戦に向かっています。
どんな出来事に対しても、選ぶ答えはひとつではありませんし、全ての選択にそれぞれの人生が続きます。
自分の身近な相手や、自分を頼りにしてくれた人には、幸せになって欲しいと思っているのは当然のことです。
更には、自分の想いを理解してくれたら、アドバイス通りに行動してくれると思うのもよく分かります。
でも、当の本人は、状態によってはその選択肢を選びたくない場合もあります。
そして、宇宙には「期待をすると裏切られる法則」もあります。
自分の人生は、いくらでも自分が望むのならば変えることが出来ます。
でも、自分以外に人の人生を変えることは出来ないのです。
相手を想うことは愛ですが、自分が「正しい」と感じるように、相手に「動いて欲しい」と思うのは、エゴです。
私の考える本当の愛は、相手がどんな選択をしようと、どんな状況になろうと、それを受け入れ、必要とあらばサポートするということです。
全ての人は、選択の自由を持っています。
どんな人生でも生きることが出来るのです。
どのような状況の相手であっても、受け入れることが出来る心の寛容さは、全ての人が感じるままに生きることを受け入れるという大きな愛の形です。
自分が正しいと思っている行動を、相手が取らないことでフラストレーションを感じる必要はありません。
相手の生き方を見守るのも愛です。
自分軸スペシャリスト
中島 未来