インフルエンザと花粉症が猛威をふるっていますね。
花粉症かと思いきや、インフルエンザに罹っていたなんてこともあるそうです。
春の到来を感じるこの頃ですが、体調には十分お気をつけくださいね。
今日のトピックは、 <好きなことを仕事に(あえて)しなくてもいい> です。
仕事以外に没頭できること、
没頭したいことと出会い、
会社勤めの時よりも毎日忙しくなりました。
予定が入っていない日が1日も無い週があったり、
他にも単発で仕事の依頼があったり、
その準備があったり、
自分の本業もあったり。
そんな時に、仕事に関して、
仕事先の人とちょっとした話題になりました。
ここ数年、自分らしくあることや、
自分の思い通りに生きること、
好きなことを仕事にして生きることが
ひとつのムーブメントのようになっています。
とっても良い流れだと思います。
ただ、方向性がすり替わってしまったり、
意味や価値の固定化をされてしまう、
そんなことも起きています。
「好きなことを仕事に」ということ、
この大前提は
「自分が好きでやることが、誰かの助けになる」
ということ。
仕事として行うことで、自分が対価として
何を手にするのか。
お金を望む人がやはり多いのでしょう。
私は、好きを仕事にというのは、
「人のためにやることが、
自分自身が好きで出来ることなのか」
この視点で見る方が分かりやすいと考えます
仕事は、
それを必要とする人のために行うことです。
困っている誰か、助けを必要とする誰かの
役に立つことです。
それ自体が、あなたが好きで、
色々困難なことや、面倒なことが出てきても、
「好きだから」という思いで乗り越え、
続けていかれることなのかどうか。
自分が好きなことは、
自分を楽しませる、
自分を楽にする、
自分への娯楽だった時、
それを仕事にしようと考えるのが、
まず混乱の元なんじゃないだろうかと思う訳です。
例えば、好きなこと自体が
「何もしなくて、好きな時に食べたいものを
食べまくり、お風呂で本を読むこと」
だとします。
それが、誰かの助けになるのかどうか。
「お金を払ってまでも手にしたいと
人が思うことなのかどうか」。
好きなことを、好きなように、
したい時にすればいい。
人は、その権利を誰もが持っています。
そして、それを「あえて」仕事にしようと
しなくてもいいんじゃないかなと思います。
好きなことをすることと、
誰かのために役立つことを体系化し、
継続して必要な人のために続けることは、
全く違うことです。
同じ時間仕事をするなら、
自分が心地よくいられる、
楽しんで出来ることをしたい。
そう考え始めた時、
好きなことを仕事にしたいと考えるより先に、
自分はどう在りたいのか、
どう生きていきたいのか、
それを先に掘り下げていくことを
お勧めします。
何かがいやだ、今の仕事がいやだ、
人間関係がいやだと思う時、
その要因を外に見つけようとしたり、
外にあると原因つけようとすることは
多いと思うのですが、
自分の日常、目の前の現実、
置かれた状況は
自分の思考、心の在り方で
大いに変わります。
今が嫌だから、
そこを離れたい、
違うことをやりたい、
好きなことをする方が幸せなはずだ、
その理由で環境だけ変えても、
現実が変わらないことも多い。
人間として生きるということは、
成長をするために様々経験をすること。
好きなことをしていても、
成長するための経験はセットでついてきます。
人が成長する時、
いつもやっている、慣れていることをしても
成長は見込めないので、
今までを打ち破る、何かが起こります。
好きなことが、
好きじゃないことをするよりも楽だ、
楽しいことばかりだと思うと、
その期待は打ち砕かれることになります。
好きだからこそ、
乗り越えられることが多くなるので、
成長のためのチャレンジも大きなスケールで
起こるようになります。
まずは、
あなたがしている仕事は、
誰のために、どう役に立っているのか?
それについて、
自分がどう感じるのか?
そこを、じっくりと考えることを
お勧めします。
誰かの役に立つどころか、
お客様を苦しめるだけだとか、
世の中のシステムとしては分かるけれど、
自分がその理念に賛同できないとか、
もっと違う形で人に貢献したい、
そう思うのであれば、
今度は、自分の在り方を問うところです。
好きを仕事にして辛くなるぐらいなら、
好きは好きなことのままで
いいんじゃないかなと思います。
今日も目を通して頂いて、ありがとうございます。 素敵な1日を送れますように、 心からお祈りしております。
宇宙の法則を使った ハイブリッド脳ライフシフトコンサルタント
自分軸スペシャリスト
中島 未来