最近、何回か耳にしたり相談を受けたりした「上司のこと」と
「病気のこと」に関して、お話したいなと思うことあり、今回のトピックになります。
上司との人間関係の話を伺う時、「上司の行動は、こんなことを思っているからかも知れない」「こんなことを考えての行動なのかも知れない」など、「推測」がほとんどだということ。
推測=想像です。
この「相手の意図や感情を想像する」「推測する」ことも、当然のことであり、大切なことだと思います。
が!
これをどれだけ続けていても、何も変わらず、何も解決しないことがほとんどです。
推測、憶測、想像がどんどん進んでいくと、どんなことが起こるのか?
相手との距離がどんどん広がっていき、自分の想像の相手が、現実の姿になり始める。
そして、相手もこちらのことを想像し、現実化し、問題は全く解決しないままになります。
では、どうすればいいのでしょう?
「自分の感情、感覚をサーチする」ことを始めることです。
「上司が言ったあの言葉、私はどう感じている?上司の普段の行動に対して、私は何を感じている?」
ともすれば、これは、問題解決のための「反対の行動」に感じるかも知れませんが、こちらが、自分に起こる数々の出来事や問題と感じることへの「解決方法」です。
これは、すべての人に当てはまります。
私もコーチングやコンサルティングをする場合、クライアントさんに自分のことにフォーカスしてもらってます。
相手の動向や心の内をどれだけ推測しても、何にもたどり着くことが出来ません。
ところが、自分にフォーカスし始めると、驚くほどに答えが出てきます。
この方向からアプローチすることは、絶対的に答えが得られます。
これを前提に、「自分の病気を周りに言わない」というエピソードを考えてみると、
有賀さつきさんは、ご自身の病気のことを一切周りには口外しませんでした。家族にも、です。
ここで「さつきさんは、なぜ言わなかったんだろう???」と推測したところで、永遠に謎のままです。
では、お父様が「彼女が病気のことを口にしなかったことを、自分はどう感じる?」という方向に視点を移していくと、お父様には答えが出てくるはずです。相手の行動にいきあたる答えは、必ず自分の課題として、自分の中に答えを持っているから。
残念ながら、私たちがどれだけ考えても、この件に関しては答えは得られないでしょう。
ただ、このことを「自分のこと」として置き換えて考えた時、新しい学びがそこから生まれてきます。
誰かと誰かの間に起こっていることは、直接的にはその当人同士の課題です。
誰かの課題を、遠巻きに自分のこととして置き換えて考える時、それが自分自身にとっての学びを生み出します。
大事なことなので最後にもう一度。
誰かとの間に問題を抱える時、相手の感情や視点にフォーカスしていっても、答えは出てきません。
自分の中にフォーカスしていくこと。これが、学びから答えを得る方法です。
上司、家族、パートナー、友人と問題を抱えている方、やってみてくださいね。
宇宙の法則を使った ハイブリッド脳ライフシフトコーチ 中島 未来
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