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「頑張っているお母さん」の 使命発掘コンサルタント

【ティーンエイジャーのお子さんがいるお母さん、お父さんへ】


今日、早目のファミリークリスマスパーティーが 行われました。 毎年好例のこの楽しい会、 会場となる夫の妹さんの家への道の途中には川があり、 太陽の光が水面にキラキラと美しく光って、最高の日でした。 そして、最年長の姪を見ていて感じたことがあり、 今日のトピックにしました。 彼女は小学校6年生。  この1年でずいぶん雰囲気も、行動も変わりました。 生まれた頃から今日まで、ずっと成長を見て来た中、 最近、彼女が”私たちの世界から、 一度、違う世界に行き、 また私たちの世界に戻ってくる”感覚を持ちました。 もう、彼女はその世界に向けて出発しています。 姿は今まで通り、同じ次元にもあるんですが、 彼女の年代しか分からない、 彼らの年代しか立ち入れない、 別次元の世界へと向かった・・・とでもいいましょうか。 そう、私たち大人の全てが行った世界です。 姪は、本当の意味で 「自分で考える」生き方を始めるために、 そして、 大人になる前の、大事な経験と、 勉強をするために、出発したのです。 きっと、その間には、本当に様々な挑戦や、 苦難が待ち受けていることでしょう。 そして、沢山の同じ時間を共有する仲間が いることでしょう。 私たち親、大人が出来るのは、 その旅立ちから、 再び帰るまでを見守ることと、 「私たちが、何か助けが必要なときは、 必ず 手を貸しますよ。 そして、いつも変わらず、 何があろうとも、 あなたを愛しています」と彼らに示すこと。 初めての旅の中、何よりも心強いことだろうと思います。 ただ、この旅をしているお子さんをお持ちの方、 周りの大人達に伝えたいのは、 何か異変を感じたら、 彼らが話してくれるまで待つのではなく、 「大変だったろうね、 辛かっただろうね。 でも、本当によく頑張ったね。 力になりたいから、今起こっている事を 話してくれませんか?」と 大人から声をかけてあげて欲しいのです。 ティーンエイジャーの大人への旅は、 失恋、 勉強、進学、 人間関係、 などなど、沢山の悩みが旅の同伴者です。 そんな悩みを抱えた自分を、 人と比べておかしいのではないか?と感じたり、 恥ずかしいと感じたり、 とてもじゃないけど、親や先生、大人には相談出来ない。 だって、 悲しませたり、失望させてしまうかも知れないから。 こんな風に感じているお子さんが、とても多く存在します。 彼女や彼に、何も原因が無くても、何も悪くなくても、 大人に話すことを躊躇するお子さんが多いのです。 大人は、自分が子供と同じ年だった頃を忘れがちだったり、 結果をしっているだけに、 先走って助言を与えてしまったりします。 でも、そんな助言は彼らが受け入れることは出来ないのです。 子供時代は、大人はみんな経験があります。 でも、彼らには未経験のことです。 だから、自分の子供時代を思い出して欲しいのです。 よーーーーーーく思い出して欲しいのです。 何を感じ、 何にどう反応し、 何を信じて、 何を疑って、 何に喜んで、 何に幸せを感じていたのか。 その頃の時代まで、想いを馳せて欲しいのです。 自分と子供タイプが違ったとしても、 子供と似た友人のこと、その友人がしていた経験、 口にしていた気持ちなどを 思い出すこともあると思います。 徹底的に、自分の子供時代に心を旅させて、 子どもたちの気持ちを知り、理解することを して欲しいのです。 私は、ティーンエイジャーの時、 本当にひどい反抗期で、 沢山の悪い事もし、悪い事も考え、 いじめにあったり、 失恋したり、 夢が見つけられず悩んだり、 それでも、今ここに居る事が出来ます。 当時は乗り越えられないと感じたことでも、 ちゃんと乗り越えて、今ここにいます。 当時、自分が感じていたこと、 大人に対しての気持ち、感想なども よく覚えています。 その経験を生かして、 もし姪や、 姪と同じような年齢の子どもたちが 助けを必要とする場合、 全力で助けたいのです。 ティーンエイジャーから、気持ちを聞き出すのは 簡単なことではありません。 聞き出そうという行為に始終すると特に。 彼らの気持ちに共感し、受け止め、 最高の友人として、同じ目線、 同じ土俵で、関わってあげて欲しいのです。 大人が出来ることって、 上から目線で教える事、 自分の経験や知っている事を 押し付けることではないんですよね。 年齢も、性別も、環境も、全て関係なく、 対等、平等に接して、 先に自分が経験して得られたことを、 シェアすることも、 大人が出来る事のひとつですよね。 教えると、シェアするって、 意味合いも全く違う。 先に旅を終えた、 同じ1人の人間として、 接する態度の潔さ、 寛大さ、 私はそれを大事にしています。 もう、あまり以前のように沢山話さなくなった姪。 身振り手振り、素振りを一生懸命 大人びて見せようとする姪。 大人と一緒に歩きたがらない姪。 でも、時折見せる、前と同じ姪の姿。 またまた「大人って煩わしい」と感じている姪。 これから恋をして、 切なさを経験して、 自分よりも大事にしたい存在を知る、 周りと自分を合わせようと必死になったり、 自分がよく分からなくなったり、 感情にコントロールされて、 自分を見失う、 そんな経験が待ち構えている旅に出かけた姪。 彼女との、今まで共有した時間が愛おしくて、 くったくない子供のときの笑顔や態度が懐かしくて、 彼女の成長を喜びながら、 彼女が帰ってくる日を、 もう、既に待ち遠しく思っている 私がいます。 しばらくは、部活などを理由に、 一緒に旅行に行かれなくなるかも知れない。 友達と遊ぶのが楽しくて、 顔を出さなくなるかも知れない。 ちょっと寂しいけど、 変わらず彼女を愛していて、 大事にしたいと思っている自分を再認識します。 どうか、身内以外のおこさんにも、 心を配ってあげてくださいね。 こどもは皆、大人みんなの宝です。 今日もお読み頂き、ありがとうございます。


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